会報190号テキスト版


∞∞∞∞ 4.10第29回通常総会報告 ∞∞∞∞
 桜満開を通り過ぎ、春というのに最高気温が26度を超え、日中は汗ばむ初夏の陽気となった4月10日、日曜日午後6時から大阪狭山市文化会館会議室で第29回通常総会を開きました。
 まず、通例どおり前年度事業報告が森会長からありました。主なものは次のとおりとなっています。
【2004年度事業報告】 4月第28回通常総会の開催/9月うだる残暑を乗り切る飲み会/11月オール大阪コンテストの参加/1月新春ミーティングの開催/狭山クラブ報の発行(第185号−第189号)/JARL大阪府支部行事への参加/クラブ代表者会議への出席など
【2004年度会計報告】会計・武原秀夫
1.収入の部
・2003年度からの繰越金 137,535円 ・会費 24,000円 合計161,535円
2.支出の部
・JARL会費(04年度) 10,800円 ・電波利用料 500円 ・会議室使用料 1,600円
・狭山クラブ報(No185-No189)郵送代他 20,566円 ・うだる残暑補助(9月) 2,940円
・新春ミーティング補助(1/16) 2,000円  合計 38,406
次年度繰越 123,129円
【役員改選などの議事】
・出されていた主な意見は次のとおりです。
Q 役員(会長)は輪番制になっていたと思いますが?
A 理事会でも開いて決めたかったが、時間がなくて総会になりました。
Q 昨年はどのようになっていたのでしょうか?
A 一昨年の記録では「申し合わせにより役員の任期は2年」ということになっており、現会長は2年目となるときだった昨年は、特に議論もありませんでした。
 これらの議論を経て、森会長があと2年続投ということで役員も全員留任となりました(新年度役員(留任)については別掲の名簿に掲げてあります)。ただし、2年前の総会では、会長は2年で交代ということになっていたので、今後近いうちに役員会を開いてローテーションを決めることになりました。
Q 会員名簿は? 役員会を開いて会員の把握をはっきりとしたほうがよいのでは。
A 現在、27名の会員です。4名が会費未納状況となっています。(会費未納者については今後の役員会で整理していくことになりました)
 そのほか、オール大阪コンテスト参加者に飲み物ぐらいの補助をすればよいのでは? クラブでQSLカードを作ればよいのではないかとの意見もありました。
 また、現在クラブのホームページは停止していることと、ブログを仮に採り入れているという報告がありました。これに関してクラブの情報は会員のメールアドレスで配信していく方向も検討するということになりました。(将来的には全員のメールアドレスが揃えば、ペーパーベースによるクラブ報は過去の遺物になるでしょう。当面は200号をめざして発行して行きましょうか:編集子)
【2005年度事業計画】
 通常総会の開催/製作講習会の開催(Zlog・CWインターフェース)/移動運用(8N3KAN関西アマチュア無線活性化月間特別局の運用・オール大阪コンテストへの参加)/うだる暑さを乗り切る飲み会/新春ミーティング/スキー&温泉ツアー(野沢温泉道祖神祭り・1月15日を中心とした日程で)/狭山クラブ報の発行/JARL大阪府支部行事への参加/クラブ代表者会議への出席など
【4.10通常総会出席状況】
 安藤さん、中浴さん、氏川さん、馬場さん、武原さん、高木さん、土井さん、若松さん、辻さん、阿部さん、下津さん、森さん 以上、12名出席。ほか委任状の提出は6名。及びオブザーバーとして荒川さん。
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◎前号で同封した返信はがきより(近況など)
西本さん この日(通常総会の日)までには退院出来るとおもってましたが、残念まだ入院してます。多分中旬にはOKと思ってます。定例とは申せお世話かけます。何卒宜しくお願い致します。無事退院したらまた遊んでください。桜も咲いてきましたし早く退院したいぞーーーー。
辻さん しばらくQRLで新市が山積みで残っています。ウーム、欲しい。
中浴さん 4/2〜3 兵庫県淡路市へ移動。個人コールで600QSO以上で楽しかったです!
古賀さん 無線はQRTが続いています。
杉香さん 毎日元気で、仕事・畑・テニスと多忙な時を過ごしております。日々精励している中国語を実地練習に行ってます。最近の市町村合併で何が何だかわからなくなってしまいました。次回ミーティング時は必ず参加したいと思います。皆様の御健勝を!!
下津さん ご苦労様でございます。
田中さん 元気にやってますが、無線は冬眠中です。
黒野さん 無線機の台数だけは10をかなり越えますが、QRT状態です。当日はスペインに居る予定です。

阪狭山市で8N3KAN・特別局の運用をしよう!
◎◎◎◎◎  5月7日と8日 ◎◎◎◎◎
 通常総会の報告でも記載のとおり、8N3KAN(関西アマチュア無線活性化月間特別局)の移動運用を、次の通りZCRと合同で行います。ゴールデンウィークの締めくくりは、この記念局の運用でお楽しみください。場所、日時などは次のとおりです。

■日時: 5月7日、8日の両日(運用時間帯はこのクラブ報発行の時点では未定です。森会長、中浴さんまで問い合わせいただくか、当日、直接会場までお越しください。)
■運用場所: 大阪狭山市大野西、下記地図のところです。以前(2003年)に、8N3HAM/3の運用を行った河内長野市の地点より南西のところで、左手に住友海上の看板があるところを左折し、つきあたりの手前の駐車場です。
■無線従事者免許証を持ってきてください。なお、この特別局の運用は持ち回りとなっていて、5月5日から11日までの間、中浴さんの手元に免許状が届くため、大阪狭山市で運用しようというものです。
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海外紀行シリーズ
ニューカレドニアからバヌアツへ A
(佐納康治)
バヌアツからは、明後日日曜日に戻ってくることになっている。バヌアツでの滞在時間は48時間だから、リコンファームは必要ないはずだが、念のために聞いてみた。親切な女性係員は、「ええ、リコンファームは要りませんよ。」とニコニコして言う。それで、私はバヌアツに着いてリコンファームをしなかった。でも、これが元で、日曜日にとんでもないことになるのである。
 午後まで暇であるから、一度、ヌーメア市内を見に行くことにした。でも、空港からヌーメア市内までは、恐ろしく遠い。シャトルバスでも2,500フラン、タクシーだと、7,000フラン以上もかかる。そんなのかなわないから、普通の市バスで行く。市バスは朝6時から夕方6時まで1時間に一本、毎時0分発しかない。今、8:50だから、もうすぐ来るであろう。
 バス停でバスを待っているのは私1人。定刻の9時になってもバスは来ない。10分が過ぎ、20分が過ぎたが、やはりバスは来ない。それで、空港の職員らしき人に聞いてみたが、バス停はここで良いと言う。
 結局、バスが来たのは9:40。そして、それは9:45に発車した。45分遅れなのか、あるいは15分早発なのかさっぱり分からない。運転手によると、ヌーメア市内に行くには、途中のパイタでバスを乗り換えなければならないらしい。しかし、切符は、通しで買うことができる。ヌーメア市内まで370フラン。1パシフィックフラン=1円なので、非常に分かりやすい。
 空港からの道はきれいに舗装されていた。走っている車もきれい。道の両側には畑か牧場のような草地が広がる。緑豊かな、美しい島である。
 途中の、チアラに着いた時、運転手が、「ここで乗り換えですよ」と教えてくれた。このバスは、空港発チアラ経由パイタ行き、乗り換えるバスはチアラ発パイタ経由ヌーメア行きなので、チアラとパイタの間ならばどこで乗り換えても良いのだが、なるべく始発で乗り換えるため、ここで乗り換えなさいと声をかけてくれたのである。とても親切な運転手だった。
 バスを乗り換え、ヌーメア市内に向かう。山を越え、いくつかの村を通り過ぎて、1時間以上かかって、やっとヌーメア市内に入った。そのときである。我々のバスが、車線変更をしようとして、隣を走っていた乗用車と見事に衝突、私は窓際の席で、衝突するその現場の一部始終を見てしまった。乗用車の方は衝突を避けようとうまくハンドルを切ったので、衝突したといっても、実際には少しかすった程度だった。それでも、衝突の瞬間にはものすごい衝突音がした。ほんの少しかするだけで、これほど大きな音がするとは思わなかった。
 車を運転していたのはおばあさんであったが、激怒して猛烈に我々の運転手に抗議、目をつり上げて、大声でまくしたてている。こっちの運転手は返す言葉もなく、ただ黙って聞いているのみ。そりゃそうである、安全を確認せずに車線変更したのは我々のバスの方なのだから。
(つづく)

新市! 壱岐市無線紀行B
森 昭弘
早速、機材を下ろしアンテナ設営。50MHzとHFのダイポールを上げる。RIGをセットし、CQを出す。Eスポが開け、久々のパイルを浴び一気に呼ばれだす。日没がそろそろ近くなるので、暗くならないうちに腹ごしらえを交代で済ます。Eスポもおさまり、CQの空振りが多くなる。呼ばれなくなると、またノイズが気になりだす。壱岐移動はノイズとの戦いか?道路沿いに電柱が立ち、電線が気になっていたのですがやっぱりここもNGでした。
 20時に思い切って、またもや移動地変更を決定。明日の朝のコンディションに賭けることにしました。今度の場所は、朝の撤収後に立ち寄った岳ノ辻展望台の中腹付近に決定。なぜか、移動地の変更ばかりで落ち着かない移動です。
 機材を車に積み込み、岳ノ辻向けて出発。この時間になると、ここら辺は街灯もなく真っ暗です。なぜか気味が悪いですねえ。22時くらいに、到着する。またまた、機材を下ろしてアンテナを設営。明日の朝の運用がスムーズに行くように段取りをし、みんなで夜空を見上げながら、ビールで乾杯!!このビールがまた美味かったです。やっと落ち着いて寝れるかな。
 朝、5時過ぎに目が覚める。車内を片付け、CQを出す。待ってましたとばかりに、各エリアから声が掛かる。頂上付近よりもノイズがずっと少なく、楽にQSOが出来ました。11時頃、雨がポツポツ降ってきたので、名残惜しいが撤収にかかる。フェリーまでの時間はたっぷりあるので、温泉に入って観光でもしようかと、機材を片付けながら皆の意見が一致しました。
 撤収完了、車を郷ノ浦港経由で湯の本温泉へ向けて走り、町営の温泉に入る。壱岐の海を眺めながらの露天風呂は、もう最高の気分でした。さっぱりした後は、悼至笏見物に行くことします。多少不親切な看板を頼りに、猿岩に到着。岩を見ると、何のことはない、岩の形が猿の横顔に似ているだけのものである。ここで、皆で記念写真を撮りました。
 フェリーの時間が18時なので、郷ノ浦港向けて景色を眺めながら海岸沿いを走ります。郷ノ浦港に到着。乗船手続きをして、壱岐に別れを告げます。
 今回の壱岐移動は、移動場所の選定が悪かったせいもあり、ノイズが付きまとい残念なことに交信局数もあまり伸びませんでした。しかし、美味しいうに丼も食べられ、温泉にも入れ、とても面白かったです。さあ、今度は何処に行こうかなぁ!!
(終わり)

らぐちゅうーるーむ
前号では、万博の行列のことを書きましたが、行列でもう一つ。会場へのアクセスで行列、入るときにもチケットを買うのに行列、荷物検査でも行列、入口や中でもまた行列、昼食時に行列、帰りにも行列…この無駄な時間を総トータルするとすごいものになりそうです。そんなことを考えていると「行こう」という気が失せてきます。まあ、近々行くことはなさそうですが、◆一番安い行き方はどうやら難波からの直行バスのようですが、渋滞に巻き込まれたら大変。場合によっては会場に行ってすぐもどってくることになるかも。会場には特別記念局8J2AIが開設されてますから、このオペレートで楽しむのもよいかも。でも、これにも行列がっ!?

JR3YRL「狭山クラブ報」 第190号   2005.5.1   (編集:安藤雅巳)
発行:狭山クラブ(JARL25-1-14)